2020年8月2日(日) 大泉中央公園野球場
イケメンズは2日、東京都練馬区の大泉中央公園で今シーズンの第7試合を行いました。
この日先発のマウンドに上がったのはエチオピア。滑らかなスライダーを主体に3回を無安打に抑える完璧なピッチング。相手に流れを渡しません。
イケメンズは2回、熊田馬刺がヒットで出塁すると、打席には、通算投球回数を199まで伸ばしている畠山鯨。鋭い当たりで左中間を破るタイムリーツーベース。1点を先制します。続く3回はランナー3塁のチャンスで先発のエチオピア。投手の足元を抜くセンターへのタイムリーヒット。これで2対0とします。
4回からは畠山がマウンドへ。先頭打者をサードライナー。続く打者を空振り三振に仕留め、打席には1番打者を迎えます。打球はレフトフライ。この瞬間ゲームの成立が確定し、畠山は通算200投球回を達成。ベンチから手荒い祝福を受けます。
勝ち投手の権利を手にした畠山は続く5回もマウンドへ。危なげないピッチングでゼロに抑えます。その裏、先頭の足立と久高島の安打などで満塁のチャンスを作ると、櫻井研二のこのサードへの当たりでランナーが還り、イケメンズに貴重な3点目が入ります。なおもランナー2,3塁でバッターは4番・海の王子。「しぶとく喰らいついていった」と話す打球は三遊間を抜け2点タイムリーヒット。
これで5対0としたイケメンズ。最後は2イニングを熊田が締め、イケメンズは引き分けを挟んで4連勝を達成。畠山の大記録達成に花を添えました。
ヒーローインタビュー：エチオピア
―畠山選手が記者会見場に移動してしまったので、代わりにひと言お願いします。
いや、自分はいいんですよ。むしろあなたもそっち（記者会見）行きなさいよ（笑い）。
―被安打0、ナイスピッチングでした
ありがとうございます。今日は何としても、HG（畠山）に勝ちをつけるんだという思いで投げました。良い結果に繋がって良かったです。
―打撃でも2番に入り2安打
そうですね、1番のキングオブ幼稚園が仕事しないんでね（笑い）、ランナーなしで中軸に回すのはまずいなと。必死のエッチでいきました。
―必死のエッチとは
阪神の関本（賢太郎）選手のファンだったので。「必死のパッチ」の亜種だと思っていただければ。ただ、「エチオピア」からのエッチであって、エッチな意味ではないです。
―好調の要因は
一番は気持ちですね。今年はチームを支える活躍がしたいと思っているので、今のところ納得のいく結果が出ていますし、選手層も厚いので、負けていられないなと。日々の練習の成果も大いにあると思います。
―稲右会長からは「もはや新人王」との称賛も
そうですね、僕自身、今年は原点に立ち返って、新加入の選手の心持ちで戦おうと決めていたので、チームメイトの期待に応えられるように、これからもっと活躍していきたいですね。
―畠山鯨の200投球回達成について
大記録達成はこのチームで初めてのことだと思うので、素直に嬉しいですね。彼は投手を20年やっているだけあって、男の自分でも惚れてしまうような球を投げていますよね。これからもエースを支えるピッチングが出来るように、僕も今以上に進化していきたいですね。
―照ノ富士の復活優勝について
僕は彼ほどの大怪我をしたことはないので、下手なことは言えないんですけど、あの状態からよくここまで戻ってきたなと。脚の靭帯、半月板を損傷して糖尿病を患いながら相撲を続けるというのは、やはり並大抵の精神力ではないですから。感動しました。
―ご自身の性病治療にも勇気をもらったか
いや、人違いです。それ僕じゃないです。多分、それこそHGに聞いたほうがいい（笑い）。
―ありがとうございました
