2020年8月29日(土) 天王洲公園野球場
イケメンズは29日、東京都品川区の天王洲公園野球場で試合を行いました。この日も最高気温が35度に達する猛暑日。厳しい残暑の中、7連勝を懸けて8月最後の試合に臨みました。
先攻のイケメンズは初回、先頭の足立区民が四球で出塁すると、打席には久高島。センターへの鋭い打球は通算50安打目となるシングルヒット。同じく49安打で並んでいた足立に先駆け、節目の記録を達成します。
その後1死2,3塁としたところで4番・海の王子。これがセンターオーバーのスリーベースヒットとなり2点を先制します。その後も畠山鯨と櫻井研二のタイムリーでさらに2点を追加。早くも4-0とします。
先発のマウンドはこの試合もエチオピア。今月は全試合に先発投手として登板し、ここまで5回を無失点と好投を続けています。初回、連続四球でピンチを招くと、バッターは4番・西島隆弘。ショートへの痛烈な打球はダブルプレー。反撃を許しません。
続く2回、ランナーを一塁に置いて、バッターは久高島。センターを超える大きな打球。この当たりでバッターランナーの久高島は一気に本塁へ。これが今季チーム初の本塁打。自身の記録達成に花を添えます。
その後10-0としたイケメンズ。3回からはエース・畠山鯨がマウンドに上がりますが、相手打線に捕まります。3連打などで4点を失うと、続く打者に四球。直後、畠山はマウンドに崩れ落ち、自力でマウンドを降りることが出来ません。熱中症と診断され、球場を後にします。
それでも替わった足立が何とか後続を断つと、4回はCoCo壱番屋。外野の頭を抜ける打球で一気に本塁に生還。チームとして3年ぶりの1試合2本塁打を記録します。
4回の裏は引き続き足立がマウンドへ。1点を失い、なおも満塁としたところで、ベンチはピッチャーの交替を決断。キャッチャーの真紅眼の黒竜《レッドアイズ・ブラックドラゴン》がマウンドへ向かいます。1発が出れば2点差に迫られる場面。ここを空振り三振に抑えた真紅眼の黒竜。ベンチから手荒い歓迎を受けます。
5回。足立の4打席目。打球はレフト前に落ち、見事足立も通算50安打を達成。その裏は引き続きマウンドに上がった真紅眼の黒竜がゼロに抑え、これが嬉しいプロ初勝利。イケメンズは見事7連勝を達成しました。
試合後の鶯谷JMは「今日も暑い中よく頑張ったわね。真紅眼の黒竜のリリーフは満塁ホームランに値するわね。記録も達成出来て言うことなしね」と語りました。
ヒーローインタビュー:真紅眼の黒竜
―物凄いピッチングでした
ありがとうございます。久しぶりの登板で緊張しましたけど、海の王子さんも緊急事態なのに冷静にリードしてくれて、凄く助かりましたね。
―久々のお立ち台
そうですね。しばらくファンの皆さんに顔を見せていなかったですね(笑い)。レッドアイズは自分だと、そう覚えてもらえれば何よりですね。
―知名度の割に強くないが
それは別にいいんですよ。確かに城之内はよく使いこなしてるなとは思いますよ。でもカードって、そこじゃないですから。大事なのはハートで、愛で、遊戯王への情熱ですから。
―生まれ変わったらなりたいモンスターは
ブラック・マジシャンかカオス・ソルジャーがいいですね。格好良いので。攻撃力を考慮しないならホーリー・エルフもいいですよね。モンスターじゃなくていいなら、オレイカルコスの結界とか、一度はなってみたいですね。
―安倍晋三首相が辞意を表明
はい、今までいくつか問題があったので、言いたいことが全く無いわけじゃないですけど、国のトップに立って、大変な責任の中で、仕事をこなし続けた訳ですから。そこに対する敬意というか、そういうものはありますよね。お疲れさまでしたという気持ちです。すみません、お疲れさまと言えば、もう一ついいですか。
―何でしょうか
ちょっとマイク貸してください。皆さん、いよいよ明後日、としまえんが閉園します。僕は練馬区民として、この魂は小さい頃から常にとしまえんと共にありました。お化け屋敷に織田無道のお守りを持っていったのに効かなかったこと、トップスピンハードで隣のお姉さんが美人で僕もトップスピンハードになったこと、全て大切な思い出です。皆さんもどうか、としまえんのことを忘れないでください。これからも応援よろしくお願いします。
―ありがとうございました