2020年12月28日(月) 03:34
2020年度のイケメンズ年間表彰式「IKEMENS AWARDS 2020」が27日、東京都・城北中央公園で開催された。シーズンを盛り上げた表彰選手やタイトルホルダーが一堂に会し、華やかな祭典を彩った。
今シーズン、最も活躍してチームへ貢献した選手へ贈られる最優秀選手賞(MVP)には、久高島が選ばれ、3年連続3回目の受賞となった。
久高島は今季打率.486で首位打者を獲得。投げても11イニングで3セーブ、防御率0.00を記録した。
「打つほうに関しては目標としていた成績を上回ることができた」と納得顔の久高島だったが、「守りでも超一流を目指していきたい」とさらなるレベルアップを見据えている。チームは今季12勝4敗で勝率は.750を記録。「まずは本塁打の増加、そしてシーズン全勝を目指してやっていきたい」と来シーズンの飛躍を誓っていた。
また、伝説のイケメンである稲右孝芝会長を記念し、今シーズン最も優れた投手に贈られる「稲右孝芝賞」には畠山鯨が選出された。
畠山鯨の稲右賞受賞は2年ぶり3回目。「最高の栄誉を獲得できて嬉しい」と語りつつも、「今年は例年に比べランナーを多く出してしまった。来年は防御率を半分にできる」とさらなる成績の向上を目指す構えだ。
最多打点(打点王)は新宿ゴールデン街ボンバー櫻井研二が受賞。今季、多くの試合で四番打者としてチームを牽引した櫻井。12打点を記録してタイトルを獲得し、イケメンズの主役に躍り出た。「まさか獲れるとは思っていなかったので、すごくうれしいです。来年も獲れるように頑張りたいと思います」と謙虚に受賞の感想を述べた。
最多盗塁(盗塁王)は主にリードオフマンとして打線を牽引したエチオピアが受賞。高い出塁率とチャンスに強い打撃で活躍し、出塁率.426と11安打はいずれもキャリアハイ。大きな飛躍を果たしたチームの先頭に立ち続けた。
「野球選手になって、まさかこの賞をいただけることになるとは夢にも思っていなかったので、素直にうれしい」と喜びを口にしたエチオピア。投手として複数の先発回数を記録した選手が盗塁王を獲得するのは史上初となるが、「長い歴史の中で受賞できたのは誇りに思う」と笑顔を浮かべていた。
最優秀新人賞(新人王)には捕手として4度の盗塁阻止を記録した真紅眼の黒竜が選出された。この日の出席は叶わなかったが、球団を通じて「これ以上ない栄誉。来年も出来る限りチームの勝利に貢献したい」とコメントを寄せた。
また、今季女子マネージャーとしてチームを支えた鶯谷鶯平が特別賞を受賞。1月は選手としても決勝タイムリーを放った。「これからもチームがより良い方向へ進めるよう考えを尽くし、誰よりも勝利を願っていきたいと思う」と語った。
なお、功労賞として、今季唯一の全試合出場を果たし、荷物の運搬を担当した足立区民が表彰されている。