2021年1月10日(日) 光が丘公園野球場
イケメンズは10日、東京都板橋区の光が丘公園で、2021年の開幕戦を戦いました。昨シーズンは勝率.750と大きな飛躍を遂げたイケメンズ。先発にはエースの畠山鯨を立て、スタートダッシュを狙います。
両チーム、立ち上がりからランナーを出しながらも要所を締める展開。序盤は0-0で推移します。3回、均衡を破ったのはイケメンズでした。2アウトながらランナーを二人置いてバッターは昨シーズンの盗塁王・エチオピア。この右中間を破る打球で二人が生還し2-0。民族の誇りを見せつけます。
その後は熊田馬刺にスイッチ。危なげないピッチングでリードを保ちます。ところが最終回。先頭からの連打で1点差に迫られると、このワイルドピッチで3塁ランナーが生還。土壇場で同点とされます。
それでもその裏、1アウトながら敬遠策などで満塁のチャンスを作ると、バッターは昨シーズンのMVP・久高島。3ボールから自信たっぷりに振り抜いた打球はレフトへのサヨナラタイムリー。投打が噛み合ったイケメンズ。開幕戦を劇的な勝利で飾りました。
ヒーローインタビュー:久高島
―開幕戦、見事なバッティングでした
ありがとうございます。チームとして最高のスタートが切れたと思います。打ててよかったです。
―直前でキングオブ幼稚園が敬遠されて
自分にお鉢が回ってきたなと(笑い)。キングオブ幼稚園が決めたほうが面白いんじゃないかと思ったんですけどね。キングですからね。
―開幕を迎えるにあたって
そうですね、東京は今全く理想的な形ではないですけど、改めて状況の改善に動いて下さっている医療従事者の皆さんにまずは感謝したいと思います。プレハブで良いので専用病院を作るだとか、まだ出来ることはあると思うので、現場の方々の頑張りを無駄にしないためにも、行政にはしっかり対応してもらいたいですね。
―イケメンズでの感染対策は
まず密にならないということですよね。クラスターが発生したらただ活動休止では済まないので。今日もベンチに(同時に)入れる人数も5人までに絞っていますし、息苦しかったですけど試合中も全員マスクをつけるようにはしているので、出来ることはやっていきたいと思っています。消毒液も用意したいですね。あとは、(克巳)GMが一旦(シーズンを)閉めることも検討しているらしいので、そこは状況を見ながら対応してもらいたいと思いますね。
―今後の展望は
僕たちは目の前の試合を一つ一つやっていくだけですね。確実に日程を消化できる保障はどこにもないので、まずは世の中の平穏を祈りつつ、ワクチンの普及を待ちたいと思います。