2024年8月12日 03:34
イケメンズは11日、本拠地の城北中央公園で「真夏の全国ツアー2024・千秋楽公演」を開催した。今季の首位打者である久高島や、本塁打王のJAMを持参をはじめ21名が出演を果たした。
ジャンカラによるシャ乱Q斉唱で幕を開けた千秋楽公演では、試合に先立ち5名の志願者によるホームランダービーを実施。右井琢朗と外国人高橋がそれぞれ1本を放ち、初のタイトルを手にした。
試合は右井軍と馬刺軍に分かれて開催。馬刺軍は1点ビハインドで迎えた2回表、JAMを持参が右翼スタンドに真夏の全国ツアー史上初となる本塁打を放ち同点に追い付く。一方の右井軍は7-6で迎えた5回裏、走者を2人置いて主将・右井が右翼スタンド後方に着弾する3点本塁打で馬刺軍を突き放す。
3回にはかつてベストナインを受賞した鶯谷鶯平がサプライズ出演。往年の威圧感を存分に発揮し、四球を選ぶ活躍を見せた。
5回裏終了後には、ハーフタイムショーとして歌手・DANTYOと無限大が一夜限りのスペシャルユニット「DANTYO∞」を結成しライブを開催。湿気に塗れる夜の城北中央公園を舞台に、サザンオールスターズの「真夏の果実」を披露した。
最終回は7点を追う馬刺軍に対し、満を持して外国人高橋がマウンドへ向かう。6点を失うもリードを守り切り、右井軍が16-15で貫禄の勝利を挙げた。
大会MVPには自ら3点本塁打を放ち勝利に貢献した右井琢朗が選ばれ、副賞として株式会社無限大からフェラーリ・デイトナが贈られた。また、前半戦の表彰も同時に実施され、前半戦MVPに選出された素材の会社ADCは、トヨタ・ランドクルーザーを手にした。
ツアー全体を通して、イケメンズの稲右会長は、「団員一人一人の輝きが放つ、大成功の全国ツアーだった。一方で、夜間の開催ではあるものの、湿度の高さは大きく体力を奪うため、次回以降の開催時期については改めて検討していきたい」と話した。